こんにちは、ちびみんです(*^^*)
国産レモンってあまり店頭で見かけないですよね。
特に収穫前にあたる今現在(9月)ですと、店頭で見かけることは無いですよね。
私はネットで国産レモンを注文できるか調べていたのですが、どこも今は売り切れになっていて、今年収穫されるグリーンレモンを予約することしかできませんでした。
実は国産レモンの出荷数は微妙に伸び悩んでいる、出荷数が安定していないことをご存知でしょうか?
今回は東京都中央卸売市場の市場統計情報(月報・年報)を基に、全国国産レモンの出荷数と市場シェア2%以上を占める都道府県のレモン出荷数を調べてみることにしました。
データがアップロードされている平成14年(2002年)から令和5年(2023年)までの統計情報をグラフ化しましたので一緒に見てみましょう(*^^*)
注意点として、今回の統計情報は東京都中央卸売市場に掲載されている市場を介した出荷数となります。
なので、例えば農家さんが直接お客さんに売買したものに関しては統計情報に含まれていません。
全国国産レモンの出荷数は安定せず。。。
各都道府県すべての国産レモン出荷数を合算したグラフとなります。
出荷数が安定していないように見えますね。
気候等の影響もあるので仕方ない部分があるのだと推測します。
これだけ見ると伸び悩んでいるのかなぁと思ってしまいますね。
市場シェアTOP2の広島と愛媛は伸び悩みか
続いて都道府県別で市場シェアTOP2の広島と愛媛の出荷数です。
全国国産レモン出荷数のグラフと同じような形をしていますね。
広島と愛媛を比較すると、愛媛はもう少し頑張れそうな気がしますね。
愛媛の令和3年から5年にかけての出荷数上昇が、令和元年から令和2年等の過去の愛媛の出荷数上昇と比較して緩やかだからです。
どちらにせよ、伸び悩んでいる2県と感じました。
2県は頭打ちなのかなぁ。
市場シェア2%以上の都道府県は健闘している
都道府県別の出荷シェア2%以上の都道府県です。
TOP3から8までですね。和歌山、佐賀、熊本、高知、長崎、三重の5県です。
どこの都道府県も右肩上がりで出荷数が上昇していることがわかります。
和歌山や熊本の伸びがすごいですね(*^^*)
レモン栽培が広まったり、品種改良等でより多く収穫できるようになったと推測します。
璃の香の登場なんかも今後影響出そうな気がします(*^^*)
高知県だけ様子が怪しい
高知県だけ令和2年から出荷数が急降下しています。
他の都道府県は上昇しているにも関わらずです。
高知県の出荷数が下がっている理由を以下2点考えました。
- 他果樹を育てている可能性
- 後継者がおらず離農している可能性
- 他果樹を育てている可能性
別の柑橘系を育てているのでしょうか?
もし高知が他と同部県と比較して、例えばみかんの出荷数が大幅に伸びているようなら、高知の出荷が落ちた理由が分かりますね。
今回はレモンの統計をグラフ化しましたが、レモンと栽培を競合していそうなみかんの統計も今後見てみようかと思います。
- 後継者がおらず離農している可能性
悲しいですが、離農されて出荷数が減少している可能性もありますよね。
ここまで急激な下降は違和感を覚えます。(2度確認しましたが、グラフの数値は合ってました)
まとめと今後の対応について
以上のことをまとめました。
- 全国の国産レモン出荷数は伸び悩み
- 市場シェアTOP2の広島と愛媛が伸び悩み
- 市場シェア2%以上のTOP3~8は右肩上がり傾向
- 但し、高知のみがここ近年下降傾向
ここ近年、高知だけ出荷数が下降している点が現状不明です。
今回調査した都道府県に関して、柑橘のみかんについても統計情報を見てみようと思います。
現状はレモン栽培からみかん栽培に変更された可能性を考えてます。
過去にも統計情報を調査した疑問シリーズの記事があるので、こちらからどうぞ(*^^*)
ここまで読んでくださりありがとうございました(*^^*)