今回は著者林望の「すらすら読める風姿花伝」を読破しましたのでご紹介します。
目次
「すらすら読める風姿花伝」のあらすじ
風姿花伝は世阿弥が記した能の理論書です。
世阿弥は室町時代に大和国(現在の奈良県)で大和猿楽という伝統芸能で名を馳せた人物です。
風姿花伝は世阿弥の父である観阿弥の教えを基にしています。
能の修行法・心得・演技論・演出論・歴史・能の美学など芸道の視点から世阿弥の解釈を加えた著述になっています。
「すらすら読める風姿花伝」を読む前の認識
「すらすら読める風姿花伝」を読む前の認識は風姿花伝ってなんぞ?でした。
日本に存在するの昔の物語を記していると思っていました。
本のタイトルに『すらすら読める』とあるので、風姿花伝についての説明が記載されていることを期待していました。
「すらすら読める風姿花伝」を読破した後の学び
風姿花伝とは世阿弥が記した能の理論書です。
読破した学びとして、能であっても、現代の仕事であっても根本的に大切なことは一緒であることを学びました。
上手であれ下手であれ、いずれも人によく聴いてみたら良い点は、いつの時代でも謙虚に生きなさいというメッセージを受け取りました。
「すらすら読める風姿花伝」を読破した今後の過ごし方
今後の過ごし方として、今の私にできることひたすらやってみて、ひたすらに運が転じて自分の味方になることを待とうと思います。
ダメな時はじたばたするのではなく、今まで通り怠らずに基礎を鍛錬するよう世阿弥は記しています。
謙虚に鍛錬を続けることの大切さを教えてくれた本でした。